仕入れと利益率の確保は重要です

飲食店経営は売上が大事ですが、売上を上げるためには様々な経費がかかります。
従って経費を引いた利益を見ていくことが重要になるのですが、ダメなオーナーは目先の数字ばかりを追いかけてしまいがちです。
売上はあるはずなのに経費を支払うとわずかな額しか残らないと、宣伝にお金をかけて原価が高い食材でお客様を呼び込もうとします。

しかしそのやり方で売上を確保しようとしても結果的に利益率はどんどん下がり、悪循環を繰り返してしまいます。
お店は仕入れ次第で利益率が変わり、同じ商品でも500円高く仕入れて毎月10個購入すれば年間で6万円もの差が出てきます。
仕入れ先を見極めることはとても大事な仕事で、どんぶり勘定で仕事をしているとすれば致命的です。

適正な原価率は通常25%から30%程度と言われていますが、原価率が高くても多くの利益を上げているお店はあるので一概に正しいとは言えません。
大事なのは周囲の競争相手になるお店の原価率を調査し、他店のスタイルを把握して原価率を適切に設定することです。
周囲に原価率が高くても客の回転率を上げて利益を確保するスタイルのお店が多いなら、高級感などの付加価値を付けて客単価を高くして利益を確保するようにします。
周辺店舗の調査を行って他店との差別化を図れば、利益率を上げてお店の売上げ向上につなげることが可能です。

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